たびたび不審者に関する物騒なニュースが流れてきて、HSPの私にとって不安になってしまいます。
3/25にアップされていた「ハロー!ミキティ」チャンネルで不審者から子どもの身を守るために実践していることに言及されていた事が、すごく勉強になったので、そのことについて考えたいと思います。
詳細は13:15~からスタート
- 不審者の特徴
- 知って欲しい「い・か・の・お・す・し」
- 不審者から子どもを守るために実践したい親子の会話
不審者の特徴
不審者とは一体どんな人のことを指すのでしょうか?
- 帽子をかぶる
- サングラスをしている
- マスクをしている
- 挙動不審な動きをしている
しかし、これらの特徴をしている人が不審者であるとは限りません。
トラブルにならないために、不審者に対応しないのが一番です。つまり、知らない人からの声かけには安易に応じないことです。
不審者は、案外見た目が小綺麗で、優しく見えたりする人もいるのです。
ALSOKさんのサイトでは、子どもを守るための知識がたくさん書かれていますので、ぜひ全員に読んでいただきたい内容です。
不審者発見の対応とポイント
不審者発見のポイント
- 顔がわからないように帽子を深くかぶったり,マスクやサングラスなどをしている者。
- 子どもが集まっているような場所(公園やグラウンド)やその周辺で,必要もなく監視したり,うろついているもの。 または,子どもたちの後をつけている者。
- 子どもたちが集まる場所付近で,関係がないのにカメラやビデオを持っていたり,撮影している者。
- 車やバイクで,子どもたちの集まる場所付近を行き来したり,駐車している者。 または,低速で子どもたちの後をつけている者。
不審者への対応
- パトロール中に上記発見のポイントにまさに合致するような人物を発見した場合,多くの皆さんでパトロールしている場合であっても,直接の声かけなどは無理をせず,注意して様子を見ましょう。また,特徴をメモすることも大切です。(例、もし,声をかける場合でも,おはようございます,こんにちは等,内容はあいさつ程度の声掛けで十分です。必要に応じて110番通報してください。)
- これはと思われた場合,落ち着いて「110番通報してください」その際かならず「○○に不審者がいます」と伝えてください。
- 子どもがまさに不審者に追われる等,子どもの生命身体に危害が及ぼうとしている現場に遭遇した時は,子どもを安全な場所(自宅内や車両内)に誘導し,110番通報してください。
- 不審者がいないまでも,明らかに子どもの様子がおかしい場合(原因もなく泣いていたり,その場にしゃがみ込む等)は,第一に子どもを落ち着かせて状況を把握した後,不審者の犯行であることが判明した場合は,110番通報してください。
■110番通報のかけ方■
- 110番の掛け方は携帯電話であっても,通常の電話と変わりありません「1・1・0」と落ち着いて押して下さい。後は,応対する担当者の警察官の指示に従い落ち着いて,通話して下さい。素早い行動が,犯罪抑止への第一歩です。
- 児童がまさに不審者に追われる等,児童の生命身体に危害が及ぼうとしている現場に遭遇した時は,児童を安全な場所に確保し,110番通報してください。
行為別
こちらの表では、声かけやつきまといだけで、約50%を占めています。
被害者の年齢別
1~5歳の未就学児は、ほとんど親との行動になると思うので2.4%と低い数値です。
しかし、表を見ると、7歳からの数字が非常に高いです。これは、小学校にあがると、ひとりでの行動が増えるからです。まだ抵抗力も弱く、危機回避能力の低い小学生がターゲットになっています。
私の地域では、小学校入学から1週間だけ集団下校がありましたが、それ以降は基本的に登下校はひとりになります。
小学校1年生の長女は、天真爛漫で、知らない人から「お菓子あげるよ」と言われたら、すぐついていってしまいそうで、とても怖いです。
被害者の男女別
女の子の割合が約70%と高いですが、男の子も約30%が被害にあっているので、安心できません。
発生時間帯別
朝の7時
午後の14時~17時
まさに子どもが学校の登下校の時間で心配です。
私の地域では、ほぼ毎日、学校近くで近所のおじいちゃん(孫が小学生)が生徒や親御さんに「おはようございます!」と声がけしてくれています。
長女はひとりで登下校することもあるので、地域の人に見守られていて、それだけでも安心できます。
知って欲しい「い・か・の・お・す・し」
私が子どもの頃は、「い・か・の・お・す・し」という標語はありませんでしたが、長女の保育園や小学校では、これを教えてくれています。
不審者に狙われやすい子供の特徴とは?
不審者は、子供に目をつけながらも、第一に犯罪の発覚を恐れています。そのため、発覚のリスクがなさそうな子供を狙ってきます。具体的には以下のような特徴の子供は要注意です。
- 一人でいる
- 好きなことに夢中になっている
- 暇そうにしている
- 大人しそう
子供が狙われやすい場所は?
不審者が重視するのは子供の特徴ばかりではありません。声をかけても目立ちにくい、発覚の心配がなさそうな「場所」も考慮して犯行を企てます。それは必ずしも人目につかないような場所でなく、多くの人が出入りするにぎわった場所でも発生するため要注意です。
- 公園
- 人気のない路上
- 商業施設や娯楽施設など人の多い場所
- 集合住宅の駐車場や踊り場
- 自宅
CSP セントラル警備保障さんのサイトでは、狙われやすい子どもの特徴と場所について具体的に書かれているので、こちらもぜひ読んでいただきたいです。
主な手口
- 「欲しいものを買ってあげる」など、金品で誘う。
- 「○○はどこにある?」など、道聞きを装う。
- 車両や徒歩で後をつけたり、追いかけたりする。
- デジタルカメラや携帯電話、スマートフォンで容姿を撮影する。
不審者から子どもを守るために実践したい親子の会話
ミキティさんに視聴者さんが相談しています。
要約すると・・・

子どもに関する事件やニュースを見て、息子(6か月)が心配になり、守りたいから過保護になってしまいます。過保護過ぎても、ヤバいママになってしまいそうです。夜も寝れないです、どうしたら考え過ぎずいられるでしょうか?
ミキティさんが開口一番
「今はとりあえず寝て下さい」
は笑いました。まだ子供が6か月なので、一人で出歩くこともない。
ミキティさんが実践していること
- 世の中の事件を伝える
- シチュエーションを想定して練習する
- 断る練習をする
まずは、素敵だと思ったのが、共感することでした。「すごいわかる、子どもが心配だよね」。心中察しつつ、それでも過保護過ぎは、子どもだけでなく、親の自分自身も辛い。不安だけれども、子どもの成長や自立をさせたい気持ちは、私も一緒です。
「こういう事件があるんだよ。公園で連れ去られたらしいよ」と、そのニュースを伝える。
小学生になったら、自分が不審者を装って、子どもと練習するそうです。
私は新卒で最初、営業のシミュレーションで、ロールプレイングゲームをやりましたが、その感覚に近いですね。
親が不審者役で「可愛いね、お菓子好き?おうちどこなの?ママ今いないの?」と誘い、断られても「お菓子あっちにいっぱいあるよ」と、引かない誘拐犯。
「それなら連れ去られちゃうね」など。
遊びながら、練習が一番、効果ありそうですね。
「自分の中で一定の基準をもつ」。
どこまでいっても、いくつになっても我が子は心配。誘拐される確率なんて、わずかだけど、万が一起こってしまったら、気が気じゃない。自分が辛い。
だからこそ、普段から練習して、やることやったら、心を落ち着かせるしかない。それが、基準を持つことだと思いました。
「心配なら小学生の最初のうちは、登下校一緒にいってもいいし」とミキティさんの優しさも垣間見れ、なおかつ勉強になりました。
私も長女と練習してみようと思います。
まとめ
不審者や誘拐は怖いですが、子どもの自立のためには、何かアクションを起こさないと、ただただ心苦しいだけです。
・まずは不審者の特徴と対策を知り
・「い・か・の・お・す・し」を理解し
・普段から事件やニュースの話をする
・子どもとシミュレーションして、断る練習をする
やれることだけやったら、あとは自分の子どもを信じるしかないですよね。
こちらの動画では『誘拐!?遊んでいる子供に近づき連れて行こうとする怪しい男性がいたら』という話で、断る練習になりそうです。
以上です!!
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