気持ちが楽になる!!繊細過ぎるHSPのための子育て解決策

育児

私自身

感情や人の意見に流されやすいと感じます。

周囲の目が気になったり

顔色を気にし過ぎて

本音を言えずストレスを抱える事が多々あります。

HSPの自分にも子育てができるか

心配だなぁ・・・

HSPの特徴を知っていれば

悩みを軽減できますよ!!

この記事でわかること

・HSPってどんなもの?

・自分の悩みを理解しよう

・自分自身や子育てについての悩み

映画・音楽・芸術などに心を動かされ感動しやすい

ささいなことが気になり細かなこともイライラする

ネガティブもポジティブも関係なく涙する

何をするにも不安になってしまう

良くも悪くも影響を受けやすいHSPさんへ

気持ちが軽くなる方法を書いていきます!!

参考文献:繊細過ぎるHSPのための子育てお悩み相談室

HSPってどんなもの?

HSPとは?

HSPとは、環境感受性が非常に高い人のこと。

ネガティブな情報からのみではなく

明るいニュースや目を見張る絶景など

ポジティブな情報からもプラスの影響を受けるのが特徴です。

環境感受性は

ネガティブ・ポジティブ両方の環境から

良くも悪くも

影響を受けやすい(反応しやすい)ことを指します。

感受性と同じように

環境感受性にもグラデーションがあります。

P27より抜粋

遺伝子との関係

遺伝子とも関係しているようですが、成長過程でも変わってきます。

HSPの人は、良くも悪くも感受性が強いので、敏感に反応してしまい、ストレスを感じやすいです。

環境感受性を構成するDOES(ダズ)

D=深い認知的処理

深く考え過ぎて、なかなか行動に移せない。

O=刺激に対する圧倒されやすさ

音・光・匂いに敏感。

E=感情の高まり

良くも悪くも共感する。

S=ささいな刺激に反応

音・色・光などが気になる。

感受性が強いHSP

HSPは生きづらいだけではない。

自分に合わない環境だと生きづらさを感じる

一方

自分に合った環境では

繊細さも武器なり

豊かな生活が送れる。

自分の悩みを理解しよう

メンタルヘルスの維持

子育て中のストレス

  • 子供の生活リズムに合わせるので、自分の行動が制限される
  • 子供優先で、自分の事が後回しになりリラックスできない
  • 子供の急な病気で仕事に影響
  • パートナーと衝突
  • 子供が寝てくれず、睡眠不足や習慣が変わる
  • 食生活の変化
  • ご近所さんやママ友・パパ友とのトラブル、気遣いに疲れる
  • 親戚づきあいなどもあり、休日に気分が落ち着かない

ストレスとその症状

こころ
  • 不安感
  • 落ち込みやすい
  • 常にイライラ
  • 怒りっぽい
  • 集中力の低下
  • ご飯がおいしく感じられない
  • 突然、泣いてしまう
  • 無気力
からだ
  • 筋肉の緊張から、頭痛
  • 自律神経の乱れ、めまい
  • 免疫異常で、アレルギー症状の悪化
  • 高血圧
  • 緊張から胃腸の異常で、胃痛・便秘・下痢

自分のストレスの把握

子育てにおいて

第三者や自分を取り巻く環境が原因で

ストレスを抱えてしまいます。

育児に追われ

自分のストレスを後回しにしてしまいます。

自分は、どんな原因で

ストレスを抱えてしまうのか把握しておけば

対策がしやすくなります。

自分に対して

セルフケアを怠ってしまえば

『こころ』と『からだ』に悪影響が出てしまいます。

正しい自己理解

認知のゆがみ

物事を偏った視点で捉え、現実を正しく判断できなくなる思考のクセやパターンのことです。ネガティブな感情やストレスを引き起こしやすい。

代表的な認知のゆがみ

1. 全か無か思考(白黒思考)

 → 物事を極端に「成功 or 失敗」「善 or 悪」と考える。  

✔️ :「テストで90点だった…完璧じゃないからダメだ!」

2. 一般化のしすぎ

 → 一つの出来事をすべてに当てはめて考える。  

✔️ :「一度フラれたから、私はずっと恋愛がうまくいかない。」

3. 心のフィルター

 → ネガティブなことだけを見て、ポジティブなことを無視する。  

✔️ :「上司に褒められたけど、一つミスした…ダメな自分だ。」

4. マイナス思考(否定的思考)

 → 良いことが起きても「たまたま」と考え、悪いことだけを自分のせいにする。  

✔️ :「試験に受かったけど、運が良かっただけ。」

5. 結論の飛躍

(1)心の読みすぎ → 「相手は私を嫌っているに違いない」と決めつける。
(2)先読みの誤り → 「どうせうまくいかない」と根拠なく悲観する。

6. 拡大解釈と過小評価

 → 自分のミスは大げさに捉え、成功は小さく見積もる。  

✔️ :「小さなミスをしてしまった…もう終わりだ。」

7. 感情的決めつけ

 → 「そう感じるから事実に違いない」と考える。  

✔️ :「不安だから、きっと悪いことが起こる。」

8. すべき思考(べき思考)

 → 「~すべき」「~しなければならない」と考え、できないと自分や他人を責める。  

✔️ :「親なんだから、子どもに完璧な教育を与えなければならない。」

9. レッテル貼り

 → 一つの行動で自分や他人を決めつける。  

✔️ :「私はダメ人間だ。」

10. 個人化

 → 本来関係のないことまで自分の責任だと思う。  

✔️ :「みんなが楽しめなかったのは私のせいだ。」

認知のゆがみを改善するには?

1、ゆがみを自覚する
 → まずは「これは認知のゆがみでは?」と気づくことが大切。

2、事実と考えを分ける
 → 「本当に証拠はある?」「他の見方は?」と問いかける。

3、ポジティブな視点を持つ
 → 「失敗しても成長できる」と考えるようにする。

4、紙に書き出す
 → 思考を整理し、客観的に見つめる。

5、カウンセリングや認知行動療法(CBT)を活用する
 → 自分で難しい場合は、専門家のサポートを受けるのも有効。

自分自身や子育てについての悩み

育児で子ども中心の生活でぐったり

おむつ変えて、ミルクあげて、お風呂入れて、家族のご飯作って、掃除・洗濯して、長女と公園で遊んで、絵本を読んであげて、宿題を見てあげて・・・無数にあるタスクに頭がいっぱいになります。

HSPは周りより、ストレスや疲労を人一倍感じやすいと思います。考えれば考えるほど、眠れなくなったりします。「ごめんなさい、すいません」が口癖になっている。

でもそれは、子どもを第一に考えて育児をしている証拠。

  • 一人で抱え込まずに、地域の保育サービス・ベビーシッターなどに頼り、休息時間を確保する
  • 子どもにも手伝えることがあったら、協力してもらう
  • 瞑想やアロマ、少しの昼寝でリフレッシュ
  • うまくやれている人からのアドバイスを取り入れてみる

子どもに冷たい対応をしてしまった・・・

そんなつもりはないのだけれど、自分自身に余裕がないとき、子どもに冷たい対応をしてしまったことがあります。

睡眠不足で、子どもが泣き続けていたら、すぐに何かしら対応したほうがいいはずですが、しばらく放置してしまったことがあります。

苦労して作ったご飯を一口も食べずに、ジャンクフードを選んだとき、イヤな顔をしてしまったこともあります。

いうことを聞かないとき、子どもに怒鳴ってしまったこともあります。

  • 怒ってしまったら、その理由は伝え、しっかりと謝る
  • 子どもの行動に共感しつつ、やってほしいことは、分かるように説明する

他人の子どもと比べて引け目を感じてしまう

保育園の他の子は元気に挨拶してくれるけど、うちの子はできないことが多々ありました。「なぜ挨拶できないのだろう」と同時に、恥ずかしくもありました。

  • 他の子と比較してしまうのは当たり前ですが、必要以上に気にせず、自分の子どもの成長に目を向ける
  • 子どもは他のことに集中していたかもしれないので、恥ずかしがらなくてもいい

人付き合いが苦手・・・

保育園で一緒になったり、公園でよく見かけるママやパパ。子どもの年齢も近そうで話してみたいけど、相手に煙たがられたらどうしようと、話しかけられないこともあります。

中には相性のよくないママ友・パパ友もいて、なるべく話したくない人もいるでしょう。

気にし過ぎるのは、HSPの特徴ですが・・・

  • まずは挨拶だけからでも
  • 子どもがいる同志なら、不審に思われることはない
  • 本音を話せる人が少なくてもいればいい。たくさんいればいいわけではない
  • 苦手な人とはある程度、距離を置く

まとめ

1章で、HSPとはどういう特徴があるのかを説明しました。良くも悪くもHSPとは周りの環境に左右されやすいという事です。

2章では子育て中のストレスとその症状を説明しました。『認知のゆがみ』を理解していれば、改善策があることがわかりました。

3章では子育て中の悩みを具体的な場面で想定しました。一人で抱え込まず、周りに協力を求めることが必要だとわかりました。

ネガティブなこともポジティブなことも周りに影響されやすいHSP。人一倍、疲れてしまうこともあります。しかし、その繊細さは、小さな喜びを見つけることができる、豊かな感性をもっているとも言えます。

自分の特徴を受け入れて、子育て・人付き合い・仕事も楽しく向き合っていきたいとおもいました。

今回は

参考文献:繊細過ぎるHSPのための子育てお悩み相談室

こちらの本を参考にさせて頂きました。本の中ではケーススタディを用いて様々な解決策を提示しています。

イラストや漫画も多数あり非常に読みやすくなっていますので、もっと詳しく知りたい方は購入をお勧めいたします。

以上です!!

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